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東京から多治見へ - part 1

私の人生を大きく変えた地方都市 多治見
By Hans O. Karlsson
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Picture
やぶれ傘に行ったら、お客さんの誰かかが箸袋にママと私の似顔絵を描いてくれました。とっても上手!!
Hans toasting with old man
やぶれ傘での友達たちとの幸せな時間。日本語で言えば両手に花ですね!これは両手以上で、楽しいことも抱えきれないくらいです!
Picture
古びた焼酎のボトル。やぶれ傘にて
これは日本の地方都市に移住した外国人のお話のパート1です。

東京へお別れ

Picture of the Vampire pub in Tokyo
信じられないくらい安い東京の立ち飲み屋 晩杯屋は、武蔵小山の駅前飲み屋街にありましたが、他の古い地区同様に解体されました。
1986年に初めて東京に足を踏み入れたとき、私はこのメガシティに圧倒されました。 私はそれ以前にカイロ、パリ、ロンドンに行ったことがあり、それらの巨大都市に感動したものでしたが、東京はまったく違うものでした。 モダンでハイテクで高水準な西洋的シティライフに、エキゾチックなアジアのエッセンスが混ざって不思議な感覚を覚えました。 何かの時、私は東京のシェーキーズ・ピザ(大きなピザ・チェーン店)へ初めて行きました。 スウェーデンの田舎に生まれ育った私にとって、ピザ屋さんと言えば、町にあったユーゴスラビア人が経営する小さなお店で、ピザ屋さんというよりパン屋さんみたいな感じでした。それに比べ、 東京のシェーキーズ・ピザは、お店が大きくダイナミックで、エネルギーがあふれていました。日本の若い人達の集まる場所になっているようで、カウンターでは可愛い日本人の女の子たちが注文していました。 東京はそう(ビックリすることに!)- 日本人だらけでした。 私はその人の多さに驚きました。 このたくさんの人たちはどこから集まってきてるんだろう?

 私が再び日本に戻って来たのは1989年のことでした。 再来日の計画は1年間の滞在でしたが、結局2015年に多治見に移るまで東京滞在は続きました。その間に私はたくさんのものを見、何千人もの人に会い、数十人の友達を作りました。 私はこの大都市の中の魅力的な町 - 武蔵小山- 昔の赤線地帯だったそうです! - でたくさんの事を経験しました。 そこにはまだ下町の居心地の良さが残っていて、私はその場所を大いに楽しみました。 以前はヤクザの一族の本拠地でもあったようです。 私がそこに住みだした当時は、赤線地帯といったような部分は無くなっていましたが、やっぱり法外な金額を請求する「キャッチバー」に注意しなくてはいけませんでした。 私は武蔵小山の古びた歓楽街に何となくレトロで危うい雰囲気を感じていました。

 また、当時のゴキブリについての記憶は、おかしなことに懐かしささえ憶えます。 彼らは晩杯屋(バンパイヤ) ー東京で最も安く飲めると言われてる立ち飲み居酒屋ー のカウンターをちょろちょろしていました。 晩杯屋にいた小さな仲間とも言えるゴキブリたちは、下町らしい心地いい雰囲気を醸し出していました。どうやって上手く言えばいいのかな? ゴキブリたちのおかげで心地よい無秩序さを作り出してるという感じなのかな。 晩杯屋にいたある一匹は、素早くカウンターを横切っていくので、そこまで気になる感じではなく、 変な話ですが、古いソファに少し汚れがついていると、人間がここに住んでいるんだなという実感を与えているようなもので、これらの古い場所に人間臭さを感じさせてくれました。 

 私は、武蔵小山の狭い迷路みたいな路地に並ぶ小さなバーに立ち寄ることが好きでした。 小さなお店のいくつかは、夜の11時にオープンし、お店をやっているのは引退したプロレスラーだったり、ヤクザの愛人みたいな女、信じられないくらい年をとった魔女のような人だったりと個性豊かな面々でした。それは本当に不思議で面白い場所でしたが、現在武蔵小山の個性豊かななバーが立ち並んでいた場所は、ブルドーザーによってペチャンコにされ、なくなってしまいました。 戦後から安い焼酎の瓶をたくさん空にしてきた土地には現在高層マンションが建てられています。 最近東京では多くの地域でそういったことが起きています。 古いものが超現代的なものにすり替えられ、街の個性がなく退屈なものになってしまいました。

東京での暮らしは20年以上経ち、私は疲れてきていました。 生活費は高く、窮屈な空間、人の群れ、ぎゅうぎゅうに混み合った電車など、東京ではすべてのことが人を本当に本当に疲れさせます。 個性を失った街が多くなり、それは私に東京から引っ越すことを決心させました。 武蔵小山の歓楽街を壊すことが決まったとき、私たちは奥さんの故郷、多治見に引っ越すことにしました。 これは私がこれまでにやってきたことの中でもいい選択の一つでした。

笠原

Picture showing stone slabs in Kasahara, Tajimi
多治見市の笠原で石置き場の写真 最初の数か月は笠原にある奥さんの実家に滞在しました。 実家は大理石の会社を運営しているので、大理石で囲まれています。
​ そうして私は多治見でよろよろとしたスタートを切りました。私の奥さんの両親に感謝ですが、実家で間借りさせてもらうことになりました。それで私たちは彼らと一緒に住み、同じ食卓でご飯を食べていました。しかし、それと同時に私の執筆の仕事は減り始めていたのです。 ここ数年、私は外国雑誌のためにフリーランスで記事などを執筆していましたが、雑誌社などは海外の特派員を雇って社内のスタッフに国際的な記事を書かせるという傾向になってきていたのです。そんなこんなで多治見に来た私の執筆ポジションはほとんどなくなってしまいました。
old tile stove from the Tajimi Tile Museum
古いタイル張りの調理ストーブ。多治見タイルミュージアム所蔵。
多治見市は人口10万人というちょうどいい大きさの都市で、地元の主な産業は陶器やタイル作りです。町を囲む山々からは陶器に適した素晴らしい原料となる粘土が掘れるので、その地域が陶器の生産を中心に成長したのはかなり自然な流れです。最初の窯は少なくとも千年前にここに建てられました。タイル産業はそこから発展してきたのでしょう。街の全盛期には、陶磁器産業は窯の煙突が街の周りの山々から空に届くほどの勢いがあり、その中心には、陶器の職人から器を買い、それに絵付けをして全国的に販売する商人たちがいました。それは多治見の黄金時代だったのです。戦前の街には活気があって武蔵小山のように飲み屋があったり、遊郭があったと聞いたことがあります。陶磁器の商人達はお客さんと喫茶店で商談しながら、莫大なお金を稼いだそうです。

 私について言えば、残念なことにこの産業の町の中では、文章を書くことは商売になりませんでした。ビジネスマンである陶磁器商人と、職人である陶工たちは山の中から採れる粘土があったため繁栄しました。 しかし出版関係は、この町ではあまり必要のない職業で、たとえあっても、外国人のためではありませんでした。 結局多治見への引っ越しは、私の執筆キャリアに別れを告げるようなものでした。
Picture of grandfather working in the garden
私の奥さんのおじいちゃん。彼は93歳ですが、今でも元気に畑づくりを楽しんでいます。
そういったことでお金の心配は、暗い雲のように重くのしかかるものでしたが、それ以外では楽しみがたくさんありました。 多治見には、陶器工場、倉庫、山々の緑、畑の魅力的な組み合わせがあります。 町の至る所で人々は野菜を作ったり、ガーデニングを楽しみ、それらの植物は生き生きとしています。 気候は夏には非常に暑く(数年前に全日本の最高気温を記録したのです!)、冬は底冷えがする寒さです。 私たちは冬から住み始めましたが、私のようなスウェーデン人でも、夜中なんかは布団から出てトイレに行く気にならないほど寒かったのです。 そして最初の夏が来たとき、本当に暑かったのですが、不思議なことに、東京では夜も茹だるような暑さだったのに比べ、過ごしやすい暑さだったのです。(自然が近いせいで夜は涼しく心地いい風が吹いてくるのです!)
Picture of old shack in Kasahara
暑く湿気の多い環境ではいろんな物は非常に速くさびれていきます。 この小屋には、昔女性が一人住んでいたそうです。 今住人もいなくなり自然がに帰ろうとしています。
日本の多くの地方都市では、人口の減少と高齢化、時代遅れの産業、国家経済の低迷といった問題に直面しています。 それはほんの始まりです。 多治見では、壊れて朽ちている倉庫や工場がそこそこにあり、それはまるで空っぽで虚ろな目で街を見下ろしているような感じです。 しかし、すべてが破滅と暗闇ではありません。 実際のところ、私は地方都市の将来に大きなチャンスを感じていますが、これについてはパート2で詳しくお話しします。 ここでは多治見の私たちの新しい暮らしについてもう少しお話しましょう。
Picture of meat seller in Kasahara, Tajimi
たくさんの商品を積んで毎週笠原にやって来るお肉屋さん。
二十数年東京の暮らしに慣れてしまっていた私ですが妙なことに、地方での生活にすぐに慣れてしまいました。なぜなら、自然が非常に近いからだけでなく、東京より便利さが増したからです。 ここには東京では考えられないようなサービスがあります。例えば「代行タクシー」です。 居酒屋で飲んで帰るときは、2人のタクシードライバーが来ます。一人はあなたの車を運転して、もう一人はそのドライバーを拾うための車を運転してきます。 ここでは東京に比べ移動距離が長いので、移動手段は生活の重要な部分です。 しかし、いったん行ってしまえば、お店は広く、便利さと選択肢の面で大きなメリットがあります。 はっきり言って東京の一つの店よりたくさんの商品があります。
Picture of local tobacco shop in Kasahara
笠原のローカルなタバコ屋さん。
笠原の小さくてレトロなお店や居酒屋、それに対して多治見や隣の土岐市にある大型店舗や巨大なアウトレットモール、その両方があるということに目を見張りました。 武蔵小山では、お店はすべて徒歩圏内でしたが、基本的にお店は狭くて物価も高かったのです。 今私たちは車に乗って、街の広大なショッピングセンターに行くこともできます。 世界的に見ても、十万人の人口の都市は理想的なのです。 ここにはレストランの選択肢もたくさんあり、戦前戦後の栄光の時代から残っているようなレトロな喫茶店もいくつかあります。 私は心からその便利さを楽しむようになりました。

そして待ち焦がれていた日がやって来ました。ついに私たちだけの家に移ることになったのです。 狭い東京の部屋に比べ遥かに生活の質が上がりました。 引っ越しについては私の義理の両親と住むのがイヤだったとかではありませんよ。 それにしても東京では考えられないくらい広い家に住めたのです。
Picture of home appliance store in Tajimi
多治見の大型電気屋さん。 ショップは東京よりはるかに広いです。

私たちだけのお家へ引っ越し

私たちが引っ越した家は素晴らしいところでした。 私は東京ではこのように広々とした場所に一度も住んだことはなく、こんなことは想像もできませんでした。 一方で私はまだ仕事が無く、できる仕事があればそれをやるしかないような状態でした。 そこで多治見から電車で30分ほど離れた大都市名古屋で、サラリーマンとしてしばらく働いていました。 しかし、何十年もフリーランサーとして働いてきた私は、サラリーマンには向いてないことを気付かされました。 というよりも、誰かの会社でその人の夢を実現するために働ける人間ではありませんでした。サラリーマンに向いてないことが分かり、 私は地元の倉庫でささやかな給料を稼いでいましたが、それは明らかに一時的な解決策であり、特に私の年齢ではアップグレードの道が見えませんでした。

​幸いにも、近くに床屋さんを経営する年上の友人カップル、リキオとフミちゃんが住んでいました。 二人ともとても素敵な人たちです。 床屋さんについて良いところは、皆さんのコミュニケーションの場であるということです。 ある時リキオは、古い友達を紹介してくれました。そしてその人こそ私が待ちに待っていたチャンスを持って来た人でした。
Riko Fujimoto cutting one of his long-time customer's hair
地元の情報拠点でもある床屋さんを経営している藤本力夫さん。彼は顔剃りとコミュニケーションの才能が天才的です!写真の右側には若かりし日の彼と彼の素敵な奥さんフミちゃんのツーショットを載せておきました。
次に何が起こったと思います? 私はパート2でその続きをお話します。 リキオの友達は私の人生を変えてくれました。そして私が気が付いたことがもう一つあります。それは皆さんにとっても日本の地方での生活へのヒントになるかもしれません。現在の新しい驚くほどの技術は、どこでも好きな場所で働き、生活することを可能にするからです。

東京の狭っ苦しい生活に比べ、多治見はまるで小さなパラダイスみたいです。 近所には美しい禅寺、虎渓山永保寺がありますし(完璧なパラダイスではないですよ - 私はそこで座禅を一度経験しましたが、足が痺れて痛かったのですから!)、 鴨たちは家の裏の小川で泳いでいて、夜にはウシガエルがモーモーと鳴いています。(更新:この執筆の後、ものすごい雨が降り、洪水のせいでカエルたちは引っ越してしまったようです)そして 綺麗な星を眺めることも!

​こんな場所で仕事をすることは恵まれたことだと思いません?創造的な仕事は特にね。パート2ではこういったことがどのように実現して、またどのように現実になるのかをお話します。お楽しみに!
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Picture of the Eihoji Zen temple
虎渓山永保寺は、日本の有名な観光地にある混雑した観光寺院とは異なり、穏やかな環境の中に佇んでいます。
新年を迎える時、笠原の神社では皆さんが集まり、大きなかがり火を焚いてお祝いします。

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